『 頭のいいコヨーテ』
今週のブログのトピックは、日本の昔話ですが、私はアメリカにはどんな昔話があるのか気になったので調べてみました。日本語で調べて一番最初に出てきたのは、『頭のいいコヨーテ』というお話です。
まず、ストーリーについて簡単に説明します。この物語には、色々な動物が出てきます。例えば、ウシやロバなどです。でもその中で特に重要なのはヘビとアヒルとコヨーテ(cayote)です。
最初のシーンでは、アヒルが岩にはさまっていたヘビを助けてあげます。するとヘビは、ずっと岩にはさまっていてお腹が空(す)いたので、アヒルを食べると言い出します。アヒルはびっくりして、「いいことをしてくれた相手に対して、そんなことをしてはいけませんよ」と言います。でも、ヘビは「いいことをすると悪い報い(むくい:karma; reward)があるんだよ」と言うのです。アヒルはそんな話は聞いたことがなかったので、二匹は他の動物たちにこれが本当かどうかを聞きに行きます。人間に飼われていた動物たちはみんな口をそろえて、「その通りだ、人間のためにがんばって働いても最後にはひどい扱い(あつかい:treatment)を受ける」と言います。でも、人間に飼われていなかったコヨーテの意見は違いました。「まずは、状況が分からないと、何とも言えないな」と言って、ヘビが最初どんな状況にいたのかを見てみようと提案(ていあん:suggestion)し、実際にヘビを岩の間に横たわらせました。
ヘビが横になっているうちに、コヨーテは岩を動かしてヘビを動けなくしてしまいます。そうして最後に、「悪いことをしたら、どんな報いがあるか分かったね」と言って物語は終わります。
普通、昔話を読むと何か教訓(きょうくん:lesson)が得(え)られます。この話の教訓は、もちろん「悪いことをしたら、悪い報いとして返ってくる」ということだと思いますが、人間に飼われていた動物たちの話のことを考えると、このお話は私たち人間に対して、「動物にひどい扱いをしていると、最後に悪い報いがある」ということを暗示(あんじ:implication)しているのかなと思いました。
元のお話を英語で読んでみたいなと思って探しましたが、見つかりませんでした。みなさんはこのお話を聞いたことがありますか。
興味があったら次のリンクから読んでみてくださいね。(リンク)


